小さい頃は、すき焼きの“春菊”が、どうも苦手でした。
“甘い割下”で煮られた“溶けるような霜降りのお肉”が、苦い春菊に邪魔されたくなくて、母が、卵の入ったお椀によそってくれたものを、箸で“1ミリ”も付いてくれるなとよけていたことを思い出します。
そんな私も、今や春菊の虜となる大人。
生で食べる春菊は、油と相性がいいように思います。
ベーコンをカリッと焼いて、マスタードの効いたドレッシングでいただきます。
春菊とマッシュルームのマスタードサラダ
2人分
20分
レベル1
材料
- 春菊 …… 1束(170g)
- マッシュルーム …… 4個
- ベーコンスライス …… 60g
- オリーブオイル …… 小さじ1
- マスタード(アメリカンな黄色いやつ) …… 大さじ1と1/2
- 塩 …… 小さじ1/4
- 黒こしょう …… 少々
- 白こしょう …… 少々
- 白ワインビネガー …… 大さじ1と1/2
- べに花油 …… 大さじ6
作り方
ボウルに、ドレッシングの「べに花油以外」の材料を入れて、よく混ぜる。
①に「べに花油」を少しずつ糸のように加えて、その都度よく混ぜる。
春菊は冷水につけて、“シャキッ”とさせ、水気を切って4等分に切る。マッシュルームを軸をとって、薄切りにする。ベーコンは、1cm幅に切る。
フライパンに「オリーブオイルとベーコン」を入れて、弱火で“カリッ”と炒める。
大きめのボウルに「春菊、マッシュルーム、ベーコン」を入れて、「マスタードドレッシング(大さじ1と1/3)」をかけて、手で和える。
できあがり。
キッチンメモ
・油は、「白ごま油、グレープシードオイル」などでも代用できます。
オリーブオイルでも代用可能ですが、香りの弱いものがおすすめです。
・ドレッシングは、手で和えた方が隅々まで行き渡るので、断然おいしい。