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韓国の小説家キム・グミさんの主催するPepperoni Bookclubの会員募集を日本でも行います!

and recipeの小池です。旅が好きであちこちに足を運んでいますが、圧倒的に行ったり来たりの回数が多いのは韓国。会いたい人がいる国に旅をすることが、自分の旅の喜びでもあります。韓国にはたくさん友人も増え、気づけば一番特別な国になりました。

数年前に言葉を学び始め、文化にもどっぷりはまりました。食べ物はもちろん、映画やドラマ、音楽、そして本。好きが高じて、韓国を特集する雑誌のコーディネートやライティングのお仕事をいただいたり、日本の企業のイベントを韓国で行う際のお手伝いなど、韓国にまつわるお仕事が増えたことはありがたく、いつも感謝していることでもあります。

そんな中のひとつ。昨年とある雑誌のソウル特集で取材の依頼をしてから、仲良くしていただいている出版社のブックディレクターさんが、K-BOOKフェスティバルというイベントで日本に出張にいらした際に、韓国文学の翻訳をされていらっしゃる翻訳家のすんみさんの話をしてくれました。

「おふたりは、きっと気が合うと思う」その一言がなんだか耳に残っていました。早々にXでメッセージを送ってみると、美味しいものが好きなすんみさんと代々木公園にあるお店でピザとパスタを食べることになりました。本の中でよくお見かけしていたひらがなの「すんみ」という3文字。私たちをつないでくださった方なしでの「はじめまして」でちょっと緊張していたはずなのに、気づけば初対面で4時間ほど話し続けていました。おいしいと評判だから予約を入れたはずの店のパスタとピザの味は全く覚えていないけれど、あたたかく交わした会話の中身はしっかり心に残り、その日からすんみさんは以前からよく知っている友人のような存在になりました。

そんなすんみさんと、3回目の待ち合わせ。「根津でうどんを食べましょう」というすんみさんのお誘いを受け、足取りも軽く千代田線に乗り込みました。すんみさんの注文した真っ赤なトマトがまるまるひとつ、冷たい出汁の上に乗ったうどんをパチリと写真におさめ、私は自分が頼んだ平凡な天ぷらうどんをすすります。食事のあと、腹ごなしに根津の街をぶらぶらと散歩をしていると、ふと思い立ったように「オンニ」とすんみさんが話しを始めました。

「私が翻訳をさせていただく機会の多い小説家のキム・グミさんが、韓国でPepperoniという出版社を作り、ブッククラブをスタートさせたそうです。日本でも展開ができないかと考えているようなのですが、オンニに詳細を送っても良いですか?」

昨年の夏の私を長い時間楽しませてくれた、出版社「無題」から出版されている「聴く小説」『はじめの夏の、ワンジュ』の作者でもあるキム・グミさん。そしてキム・グミさんの作品でもあり、すんみさんが翻訳を担当されている『敬愛(キョンエ)の心』は大好きな小説です。

「わたしで何かお役に立てるならば」

思えば昨年『はじめの夏の、ワンジュ』と出会ってからまる1年ほど。縁と時の流れは実に不思議なものです。ぽつん、ぽつんと小さな点がつながって、Pepperoniブッククラブのお手伝いをさせていただくことになりました。

ところでブッククラブとは、そもそもなんぞや。
お手伝いを始める私自身がぼやっとしか、その概念をわかっていなかったので紐解いてみます。ブッククラブとは「共通の本を読み、感想や意見を語り合う集まり」というのが、まず一番わかりやすい説明でした。

読書は本とわたしの一対一の対話。最近ではYouTubeで書籍の解説をしているものもあったりして、本を読み終わった後に余韻を楽しむ様々な選択肢もある。他の人と感想を言い合わなくても、自分なりの解釈ができればいい。それもひとつの読み方だと思いますし、かくいう私も今までブッククラブに参加したことはありませんでした。

一足先にはじまっている韓国のPepperoniブッククラブのYouTubeで、キム・グミさんが配信を通してブッククラブの会員のみなさんとやりとりされている姿を拝見しながら、誰かと一緒に同じ本を読むことは、自分に新しい視点をもたらしてくれる良い機会になるんだなぁと思いました。ひとつとして同じ人生はない。歩んできた道の違う人たちが同じ本をどんなふうに読んでいるのか、読んだのか。100人いたら100通りの読み方があり、解釈がある。黙々と一人で楽しむ読み方しかしてこなかった自分としては、まったく新しい体験、新しい世界に足を踏み入れた感覚です。

Pepperoniブッククラブの会員になっていただくと、会員証の入ったウェルカムキットをお送りします。その中には、日本のPepperoniブッククラブの会員の皆様に「ゆっくり」読んでいただきたい、みんなで読む1冊も同封しています。

‘느리게 읽기’ 활동 (ヌリゲ イルッキ ファルドン)「ゆっくり読む」活動と、キム・グミさんが名付けていらっしゃるのですが、今回日本でPepperoniブッククラブをスタートさせるにあたって、「ゆっくり読む」活動の課題図書は韓国とは違う1冊をお届けします。

はじめの夏の、ワンジュ

映画『それだけが、僕の世界』や『ただ悪より救いたまえ』『密輸1970』に出演。そして、8月に日本でも公開を控えている『顔』でも主演をつとめる俳優パク・ジョンミンさんが運営する出版社「無題」企画の「聴く小説」プロジェクトの第1弾であるこの小説は、視覚に障害を持つ方々のためのオーディオブックを念頭に置いて書かれたもので、昨年5月に韓国で刊行されました。

細やかな温もりのある世界を紡ぎ出す小説家キム・グミさんの長編小説。借金を返さず、突然姿を消した先輩コ・スミの故郷、ワンジュ村を訪れた声優のソン・ヨルメは、そこで合同葬儀社兼売店を営むスミの母親の家に身を寄せることになります。行く当てもなく、声にまで異常をきたしてしまったヨルメは、スミの母親の売店を手伝いながら、様々な町の人々と出会っていきます。

長編小説でありながら、台詞や場面描写が生き生きとした独特な文体が、読む楽しさをさらに引き立てるこの小説をPepperoni ブッククラブで一緒に読みながら、読書をサポートする様々なグッズのお届けやイベントも開催していく予定です。書籍には日本語の翻訳がつきませんので、今回のブッククラブの募集は日本にお住まいの韓国の方、韓国語を学習中の日本の方々が主に対象となりますので、ご了承くださいませ。

初回のウェルカムキットを含め、2ヶ月に1回の予定で全4回、郵送もしくはand recipeにピックアップに来ていただく形で連載物をお届けしていきます。(書籍には翻訳がつきませんが、2ヶ月に1回お届けする連載物には日本語の訳をおつけします)

募集期間は、本日7月1日(水)から23日(木)23:59までとなります。

<8月にお届けするもの>
・ウェルカムキット
Pepperoni ブッククラブ会員証
四季の便箋セットなど
(おまけに何が入っているかは、キットの到着を楽しみにお待ちください)

・書籍『はじめの夏の、ワンジュ』

・連載「本を作る女性たちの世界」
編集者として働きながら、様々な韓国文学の本を作り続けてきた作家パク・ジヨンさんによるエッセイ。第1回目は「うまくやりたいという気持ち」について書かれたエッセイをお届けします。編集者の世界に興味のあるすべての人たちに送る、パク・ジヨンさんからの手紙をお楽しみください。

・ある人の人生を形作った本の軌跡をたどる、文字と視覚のプロジェクト、BOOKOGRAPHY。毎号、異なる作家たちが参加します。

第1回は、詩人のアン・ミオクさんとイラストレーターのパク・セウンさんが、物語と絵を披露します。詩人のアン・ミオクさんの作品『読みながら、私は変わっていく』と、それに対するパク・セウンさんのイメージによるやりとりをお楽しみください。
明るく多彩な世界を持つ二人の作家の響き合いを、皆様にお届けします。

・Dog Fiction 
キム・グミさんによる季節ごとの連載小説。最初の物語はポーランドの都市ヴロツワフを舞台に繰り広げられる『ヴロツワフの犬』。イラストレーターのチコリさんによるビジュアルと共にお楽しみください。

<8月以降の連載物お届け予定>
10月、12月、2月

<ブッククラブ 会員申込費用>
○ and recipeにウェルカムキット、連載物を取りに来ていただける方:価格 5,000円(税抜)
(郵送費なし ブッククラブ会員費のみ )
・連載物を直接、渋谷区・代々木上原にある「and recipe」まで取りに来ていただける方は「こちら」からお申し込みください。

○連載物の郵送をご希望の方:価格 8,000円(税抜)
(ブッククラブ会員費5,000円の他に、全4回分の郵送費用として3,000円を頂戴いたします。)
・ウェルカムキット、連載物の郵送をご希望の方は「こちら」からお申し込みください。

<ブッククラブ活動:オンライン(Pepperoni ブッククラブHPにて)>
・掲示板に最近読んでいる本のこと、感想など自由にお書きいただきアップロードしていただけます。
キム・グミさんがコメントをしてくださることもあります。
・『はじめの夏の、ワンジュ』の感想を書き込むことができます。
・キム・グミさんによるラジオ、YouTubeライブのアーカイブなどをご覧いただけます。

Pepperoni ブッククラブHPは全て韓国語になりますので、ご了承くださいませ。
and recipe marketから届くメールに従って、Pepperoni ブッククラブHPから会員登録をなさってください。
注文時のID番号とお名前を記載していただきましたら、Pepperoni ブッククラブで確認を取り、認証をさせていただきます。承認後、Pepperoni ブッククラブHP内のさまざまなコンテンツをご利用いただけるようになります。

<日本の会員様向けに行われるオンライン、オフラインのイベントについて> 
メールにて、随時お知らせをしていきます。
キム・グミさんが日本にいらっしゃって、会員の皆様と直接お会いするイベントも計画中です。

小説家キム・グミさんのファンで日本にお住まいの皆さま、韓国語を勉強中でぜひブッククラブに参加してみたいという皆さま。キム・グミさんとともに、皆様のご参加を心よりお待ちしております。

小説家キム・グミさんの主催するPepperoni Bookclubの会員募集(日本)

<募集期間>
本日7月1日(水)から23日(木)23:59まで

<ブッククラブ会員費のみ>
5,000円(税抜)
*8月、10月、12月、2月代々木上原and recipeにてウェルカムキット、連載物をピックアップ。
お申込みはこちらからどうぞ。

<ブッククラブ会員費+郵送費>
8,000円(税抜)
*8月、10月、12月、2月 ウェルカムキット、連載物を郵送。
お申込みはこちらからどうぞ。