誰でもおいしいマイ梅干しを作ることができるバンブーカットの梅干しキット「梅子」のレシピを今年も担当させていただきました。
今年は「えび春巻きの梅マヨネーズ」「梅とひき肉のキーマカレー」「梅とんかつ」の3品。梅子2022をご購入くださった皆様のお手元届いている梅干しづくりの虎の巻「梅子の本」にレシピが掲載されています。
おいしいマイ梅干しができてから、マイ梅干しを作る前に冷蔵庫にある梅干しで。梅干しを使ったおいしい3品、ぜひお試しくださいませ。
先週の木曜日、新店舗「梅と星」の開店で大忙しのバンブーカット順平くんからメールが入りました。「明日梅子が届く予定です!ぜひ、ご笑納くださいませ!」東京は連日雨、曇りのぐずついたお天気。梅干しを漬けるのに天気は関係ないのだけれど、なんとなく晴れて風通しの良い日に梅干しを漬けたい。そう思って天気予報と睨めっこ。晴れ間の見えた日曜日にand recipeも今年の梅干しを漬けました。
梅干しを漬ける樽・梅干し・塩に吹きかけるホワイトリカー。今年はキンミヤの焼酎で。霧吹きに焼酎を注いで準備完了。梅を洗って、樽に霧吹きで焼酎をかけていきます。
完熟の南高梅は袋を開けた瞬間から、そのままかぶりつきたいくらい甘い香りを放っています。大きなボウルにいっぱい水を貯めてやさしくゆすり洗いをした後の手のひらも梅の香り。作業をしている間中幸せな気持ちなのは、この香りのおかげ。
洗った梅干しのヘタをつまようじでひとつずつ取りながら、焼酎を吹きかけて別の器に移していきます。
愛おしい南高梅の山。
揉み込む塩にもたっぷり焼酎を吹きかけて湿らせていきます。
両手に塩を馴染ませて、梅をクルクル回しながらやさしく揉み込んでいきます。はぁ、良い香り。「梅子の本」によると、塩を揉み込むことで梅の表面にスジがつき、塩が浸透しやすくなって、梅酢が早く出るようになるのだそうです。最後にヘタを取った部分にぎゅっと塩を詰め込んで、ヘタの部分が上になるようにして樽に詰めていきます。
3kg分の南高梅の仕込みが終わりました。残った塩を上からふりかけてラップ。重石の代わりにペットボトルを乗せて、おいしくなぁれと祈りながら手をポンポンと2回打つ。
梅雨明けのお天気が4日続く日までしばし待つ。7月半ばを楽しみに。
毎年「梅子」の梅を見ていて思うのは、美しい梅だなぁということ。紀州の皆様、バンブーカットの皆様、今年もべっぴんな梅を届けてくださってありがとうございました。
完全受注販売の梅子。2022年の販売は終了しておりますが、2023年の梅子を楽しみにお待ちいただけたらと思います。